【古民家再生プロジェクトyori toko(よりとこ)】漆喰塗りワークショップを開催します!

漆喰塗りワークショップ
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こんにちは。ドローンを飛ばす不動産屋の手島です。

2020年1月に「漆喰塗りワークショップ」を行うことが決定しました!筑豊は福智町にある古民家再生事業に携わらせていただきます。以下、漆喰塗りイベントの概要になります。

【漆喰塗りワークショップ〜ライブラリー&ラウンジ〜】

日時:2020年1月19日(日)11:00~15:00

会場:田川郡福智町某所

内容:DIY用漆喰(DIY NURI2)を使って古民家の壁に漆喰を塗ります。書斎部分を参加者達が塗ることで古民家に新たな命を吹き込みます。

今回は参加者募集はしません

今回は参加者募集のワークショップではないですが、ワークショップの告知と合わせて、古民家再生プロジェクトについて知ってもらいたいと記事にまとめました。

写真はこれまでに行なった漆喰塗り講座。空き家、店舗、部屋、参加者などなど、どの回も新しい気づきがあり、楽しい体験会になりました。今度はどんなドラマが生まれるか楽しみです。

漆喰DIY講座(2017年夏)
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古民家再生プロジェクト「yori toko」とは?

まずは古民家再生プロジェクトについて説明します。プロジェクト名は「yori toko」(よりとこ)と言います。

物件があるのは福岡県筑豊地域にある福智町。こちらの物件をリノベーションし民泊&地域カフェにしていきます。

リノベーション前
古民家再生プロジェクト「YORITOKO」空撮
2018年12月27日撮影

明治37年に建てられたこの住宅は2019年時点で115歳。幾度の戦果を経て、主を変え、時代を超えてきた昔からの筑豊を知る生き字引でもあります。

明治37年と言えば日露戦争が始まった年です。

当時、筑豊地域の良質な石炭は飛ぶように売れ、ここ福智町も石炭産業の中心地の一つとして栄えました。同じ福智町にある九州マクセル赤煉瓦記念館も1904年頃(明治37年)に建設されたと言われる国の登録文化財となった赤煉瓦建物です。

そんな激動の年に生まれた住宅がどんな姿になるかを見ていきましょう!

民泊&地域カフェ「yori toko」

yori tokoは民泊施設&地域カフェになります。yori tokoの由来は「寄り場所」で、この住宅が昔地域の寄り場所だったように(子供達が勉強を習いに来ていたそうです)、福智町外の人が泊まれる場所であったり、地域の人が集まるような所にしたいというオーナーの想いが込められています。

もともとは一般住宅ですが、リノベーション後は2つの機能に分かれます。左側が民泊やイベントスペース、右側がカフェやライブラリースペースになります。

改修イメージ図(初期段階の図面です)

家族で泊まりに来て、敷地内にある畑で採れた野菜で食事を食べ、子供達は外の芝生で走り回っているような景色が想像できます。道路から一本入ったところがyori tokoの敷地なので、車の心配がないのもいいですね。

今春の完成を目指して絶賛改修中です!

これからの100年を見据えたリノベーション

この物件はもともと福智町空き家バンクの登録1号だったそうです。

工事前の写真がありますが、物件の傷みは相当なもの。古民家再生は想像以上に難しい現実もあります。オーナーの想いが再生の一歩目ですが、改修費用や物件の傷み、コンセプトに基づく改修ができるかなど、どれかが欠けるとうまくいきません。

オーナーがこの家を残したい理由は、ずばり「温故知新」ふるきをあたためて新しきを知るとあるように、元来ある日本の素晴らしい建築、梁や木材を現代にも残していきたいと想ったからです。

改修前のYORITOKO

古さばかりでは、住み続けるのが厳しいため、新しいものを取り入れながら継承していけないかと相談したところ今のリノベーションプランができました。

改修の一歩目が土台の基礎工事です。基礎の傷みは相当なもので、床を剥がし、柱と梁だけにしてコンクリートで固めていく作業に時間を費やしました。

yori toko基礎工事過程

これらの作業を2回施して高さを上げています。

瓦の重量は約2トンほどあったようで瓦おろしもかなり大変だったようです。

他にも内部の風呂やトイレの配置を変更したり、庭の拡張工事を行なったりと現代に生きる私たちが使いやすい建物になっていきます。

漆喰は「ライブラリー&ラウンジ」から

ワークショップでは屋根裏の「ライブラリー&ラウンジ」部分を漆喰で塗っていきます。だいたいの広さで言うと25m2で、漆喰量は60kgになります。ここが終わり次第、オーナーの書斎を塗っていきます。

屋根裏のライブラリースペース
オーナーの書斎

では、そんな漆喰塗りワークショップの見所を紹介します!

ワークショップの見所を3点紹介!

見所①塗り手はFIWC九州 福智キャンプの大学生たち

今回は一般公募して塗り手を募集するのではなく、FIWC九州の福智キャンプに所属する学生さんたちに塗ってもらいます。

FIWC九州とは?

福岡県の大学生のみで運営される学生団体。ワークキャンプという手段を用いて国内外問わず様々な社会問題に取り組んでいる。現在、日本、中国、ネパール、フィリピンの4カ国で活動している

about us – FIWC九州」より

FIWCの地域活動に賛同しているオーナーが、この場所を寝泊まりや活動の拠点にしてほしいという想いから、漆喰塗りの企画が生まれました。学生さんとオーナー一緒に作っていきます。

福岡県田川郡福智町という所で、OBの方の家の裏の竹林を利用して地域の方々と学生との交流が始まったことをきっかけにキャンプがスタート。国内で、かつ福岡県内で気軽に行ける新たなワークキャンプ地となっている。幅広い年齢層を対象としたワークショップを行ったり、地域の活動に参加させていただいたりしながら、学生だからこそできる活動を模索しながら活動している。日本の「田舎」が持つ魅力やその力を感じることができるキャンプ。

福智町キャンプ(2018年度~)」より

おそらく、漆喰は塗ったことがないと思うのでせっかくなので漆喰の特徴も知ってもらいたいなと。

見所②ナチュラルホワイトとミントグリーンの色の違い

漆喰を塗るスペースは色を変えます。

ライブラリーは「ナチュラルホワイト」。こちらは全体との調和も考え王道の白を選択。1Fカフェ部分からも吹き抜けで見えるので自然な色を選択しています。

書斎は「ミントグリーン」。オーナーの意向で一番好きな色を選択してもらいました。今回使う「NURI2」ではミントグリーン以外にも8種類のカラーラインナップがあり、クリームイエローやピンクベージュ、ブルーグレーなども選べます。

好きな色や部屋に合わせたテーマカラーを選択することができます。

私もミントグリーンは初めてです。しっくいの特性上、乾燥条件や塗り方の差で完成後の色が異なる場合があります。以前、漆喰の色の実験を行なったんですが、塗り始めの色は濃く、乾燥して色が落ち着いたので、そのあたりの変化も楽しみです。

タイムラプス設置して乾燥して色が変わっていく様子を観察したいですね。

見所②プロの左官さんが作った壁との比較が面白い

それ以外の場所(外壁や内壁)は左官さんに塗ってもらっています。

ワークショップで一度でも漆喰塗りを体験すると、プロの凄さが実感できます。左官さんはすいすい塗っていきますが、実際やろうとするとできない。まさに職人の技術です。機械で塗ったかのような平面に仕上げる技術、天候や塗る面積で変える漆喰の調合術など、知れば知るほど奥深さにはまっていきます。

プロかDIYか?どちらがいいというわけではなく、DIYもDIYの良さがあります。

DIYならではの風味やパターン。そしてなによりもたくさんの人が家づくりに携わることがつながりを作っていきます。そうして完成した建物はたくさんの思いを背負っている分だけ愛着が湧きます。

要するに、左官さんと参加者が作ったしっくい壁を見て色々な比較ができますよ。ということです。私も漆喰の魅力に取り憑かれた一人ですし、なんならそんな壁を見ながらお酒を飲みたいもんです。

と、今回の漆喰ワークショップの魅力をお伝えしました!当日のイベントレポートや塗っている様子なども動画で撮ろうと思っていますのでお楽しみに!

まとめ

今回は「【古民家再生プロジェクト「yori toko」(よりとこ)】漆喰塗りワークショップを開催します!」を紹介しました!

このイベントは多くの方に協力してもらいます。作業を一時中断してもらってのイベントなので事故ないようしっかりと運営させてもらいます。

  • 株式会社「たか建築舎」様
  • 大工さんを中心とした工事関係者様
  • 「田川産業」株式会社 様 (漆喰・珪藻土メーカー)
  • 村井屋 村井勇輝様
  • その他関係者様

皆さんよろしくお願いします!

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