不動産活用は登記簿謄本のチェックが一歩目【目的と確認方法】

【仕事】

こんにちは。手島順也です。

ドローンを飛ばす不動産屋、として福岡県香春町で不動産業を営んでいます。本業のかたわら、空撮、イベント企画、町から委託を受け「移住コーディネーター」として移住や空き家活用に取り組んでいます。

今回のテーマは「不動産における登記簿謄本の役割と確認方法」です。例えば、空き家を活用しようと思っても、登記簿謄本に記載されていることによって、できるorできないが別れてしまいます。

不動産投資家のみなさん、空き家を相続した大家さん、などの参考になるように対象に書いていきます。

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不動産取引で法務局に行く理由

不動産は見ただけでは本当の姿はよくわかりません。

土地や建物の面積や構造補修箇所や活用方法は現物から導き出せます。しかし、その不動産の物理的な現況と誰が所有しているかの権利関係などは現物からは見えず台帳に記されています。

登記法務局で登記簿謄本を調べるとその土地の歴史や借り入れ限度額本来の価値や可能性がわかります。

ですから、不動産の活用を考える際には、最初に登記簿謄本で調べてできること、できないこと、難しいことなどを考えねばなりません。

法務局で取得できるのは登記簿謄本を含めて10の書類(不動産関連)があります

①登記事項証明書(登記簿謄本)

②公図

③地積測量図

④建物図面

⑤隣接地の要約書

⑥前面道路の要約書

⑦規約共用部分

⑧閉鎖登記簿謄本

⑨閉鎖した建物図面

⑩旧紙公図

土地、建物、戸建、マンションなどによって必要な書類は変わってきます。また調べていくために加える書類も出てきます。今回は、中古戸建の登記に絞って話を進めていきます。

法務局田川市支局

ちなみに香春町で登記簿謄本をとる場合は、お隣の田川市へ行く必要があります。全ての市町村に法務局があるわけではないので、該当不動産から近い場所を調べてみてください。

【法務局田川市支局】

午前8時30分から午後5時15分まで

※土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始期間(12月29日〜1月3日)は業務のお取り扱いをしておりません。

確実に抑えておくべき書類

法務局で取得できる10の書類のうち、①〜④までを最初に取得し、その内容によって⑤〜⑩までを取得していきます。【中古戸建の場合】

①〜④までの内容はこちらになります。

①登記事項証明書(登記簿謄本)

権利関係、財務力を表す書類。必ず土地、建物の登記事項証明書を取得します。

②公図

敷地の範囲を表す図面。地図に準ずる図面と言われています。

③地積測量図

敷地の面積と範囲を表す図面。存在していない場合も多いです。

④建物図面

建物の面積と範囲を表す図面。方位も注意

不動産登記簿の味方はこちらを参考に。「不動産登記簿謄本の見方」より

不動産の売却をスムーズに進めるには、まずは登記簿謄本の確認からです。
事前に活用したい不動産の登記簿謄本を取得し、内容を確認してみましょう。もちろん個人で請求可能です。

権利関係と財務力の調査が目的です

法務局の調査では「権利関係」と「財務力」の2つを把握するのが目的です。それぞれ登記簿謄本では「甲区」=「権利関係」、「乙区」=「財務力」です。

権利関係の調査では誰が登記上の所有者かを把握します。登記上の所有者の署名押印がないと、不動産の売買や賃貸などができないからです。

同時に登記上の所有者以外にも決定権者がいないかを確認します。具体的には仮登記権者、差押権者、抵当権者などがそれにあたります。

また財務力の調査では調査対象の不動産でどの程度借入れがなされているかを見ることです。具体的には住宅ローンでは抵当権、法人関連のローンでは根抵当権という表記になっています。

これらの項目を見ることで該当不動産の状態を確認しています。

まとめ

今回は、「不動産活用は登記簿謄本のチェックが一歩目【目的と確認方法】」の紹介でした。

わかりにくい箇所などは手島不動産に確認ください!

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