香春町総合戦略推進委員会【第二回・第三回まとめ】

【プロジェクト】

こんにちは。手島順也です。

ドローンを飛ばす不動産屋、として福岡県香春町で不動産業を営んでいます。本業のかたわら、空撮、イベント企画、町から委託を受け「移住コーディネーター」として移住や空き家活用に取り組んでいます。

先日、総合戦略推進委員会の3回目が行われました。

5つの基本目標を達成するための具体的な政策について審議していきます。ちなみに香春町の基本目標は以下の通りです。

  1. やりがいのある「しごと」をつくる
  2. 人口流出を防ぐとともに、本町への新しい「ひと」の流れをつくる
  3. 若い世代の結婚・出産・子育ての希望を叶える
  4. 自らの課題を解決し、安心して暮らせる地域をつくる
  5. 補完・情報発信力を強化して戦略を推進する

詳しい内容は1日目の委員会の様子を記事にしましたのでこちらからご覧ください。

それでは、第二回・第三回の内容を見ていきましょう!

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資源の最適分配の難しさ

具体的な話に入る前に、1〜3回目の委員会を通じて思ったこと。

香春町に限らずですが、「限りある資源を最適なところに分配すること」の難しさを実感しています。もっと具体的に言うと「攻めの政策」をするためにはいくつも課題がある、ということです。予算や人員的な問題もですが、公的な立場を担う行政はどうしても弱い部分や大多数の賛同を得られる施策になってしまうなと。

地域おこし協力隊は、町の一つの課題に対してピンポイントで取り組むので全体のことを考える必要はありませんでした。実際、私もそんなに全体のことなんて考えていませんでした。

総合戦略推進委員という立場で物事を見ると、あっちを立てればこっちが立たずという状況に多々陥ります。意見を出す時も、自分の立ち位置で話してしまい(これはしょうがないですが)、反対の立場の心情や状況があまり理解できません。

そういった難しさを経験しました。

できることを試す

1回目の記事でも書いたんですが、総合戦略の決め方は、現状分析から課題を抽出しそれに対する対処策を決める、という方法をとります。

人口を増やすために、減っている原因と増えない原因を分析した結果の課題になります。ここが大事なところで、原因分析からの改善策というプロセスで課題や目標を掲げるため、このプロセスにのってない突飛なアイデアや最近のトレンド、新しいテクノロジーなどを使っての解決方法ではないんですよね。

香春町総合戦略推進委員になりました!【総合戦略をかいつまんで説明】」より

委員会で話し合っていると、色々アイデアが浮かびます。それらを発表することもあるんですが、ただそのアイデア自体の実績がないと採用されづらいでしょう。

となると、戦略を決めるだけじゃなく「できるアイデアを実際に試す」ような小回りが効く動きをやらねばなと思いました。

委員の中では実際に動いている人もいます。私も動かねばと思いました。

委員会で話した内容に関しては議事録が出ますのでそちらで全体の流れをつかんでください。ここからは「資源の最適分配」は難しいので、手島が語れる、印象に残った、そのあたりをまとめていきます。

具体的な施策:しごとづくり→竹林バンク

やりがいのある「しごと」づくりのために農林業の振興、観光の振興、創業支援の推進が挙げられています。その中でも印象に残ったのが竹林バンクの制度の運用です。

私もかれこれ2年ほど竹林整備に精を出してきました。

香春町は山に囲まれた町で近年竹害に悩まされています。繁殖力が強い竹が手入れをしなくなった山にどんどん侵入していきます。適切に管理するとタケノコがとれるので、それが香春町の特産にもなっています。

そういう意味でいうと、町の問題に対処することで特産品になる、という王道パターンですのでぜひぜひ進めてもらいたいところです。

竹林整備に関しては、素人の僕たちでもできたので林業に比べると難易度も下がります。熊本では先進的な取り組みとして竹の再活用をしている会社があります。

なかなかタケノコ一本勝負だけだと厳しい現実もあるので、こういった攻めの取組ができればと思う今日この頃です。

まぁ、その前に竹林バンクを作って放置竹林の全体像と貸してくれる人の把握が最初ですね。竹林はドローンでの撮影が面積と場所の把握に優れているのでぜひ活用してください。

具体的な施策:「ひと」の流れ→移住支援金と空き家募集

この項目はまさに移住コーディネーター兼手島不動産がドンピシャで意見が出せるところです。地域おこし協力隊の最大のミッションもこの「新しいひとの流れをつくる」ことでそれぞれがものづくりや、しごとづくり、半農半Xで関係人口の創出に一役買っています。

昨年度から移住支援金制度にも取り組んでいます。

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香春町地域おこし協力隊さんの投稿 2019年10月25日金曜日

不動産屋を開業して取引に関してはできるようになったものの、まだまだ修行が足りないと日々思っています。もっと実務レベルや事業の規模が大きくなれば必然的にできることは増えると思うので精進していきます。

香春町に住みたいという人の流れはできているので、今一番力を入れていることは、空き家の発掘です。皆さんのまわりで空き家で困っている大家さんいればぜひ空き家バンクを紹介してください。ほんとうに空き家が足りないんです。

私が説明に伺います!

具体的な施策:出産・子育て・教育環境→香春思永館

若い世代の出産・子育ての希望を叶えるとともに、教育環境を整えるために何をするか?ここは議論が一番白熱する場面でした。データもたくさんあるし、香春思永館という目玉もありますし。

出生率だけ見ると意外?なことに香春町の数字は悪くありません。平成24年から28年の出生率平均順位でいうと、県内全ての市区町村の中で7位の1.85です。7位ですよ。すごくないですか?

ただし、出生率は高くても子供の数が多いわけではありません。人口に対する出生率なのであしからず。ランキングを見てみると、上位には粕屋町、新宮町、苅田町などのベッドタウンが入り、そのあとに糸田町、赤村、吉富町が続き香春町になります。

田川郡でいうと糸田町、赤村、香春町がランキング10位以内に入っています。

こういったデータが豊富にあるので議論も白熱しました。

議事録

議事録データ準備中です!

まとめ

今回は、「香春町総合戦略推進委員会【第二回・第三回手島まとめ】」を紹介しました。

2020年1月に第四回、第五回の総合戦略推進委員会が行われます。そちらもレポートしますのでよろしくお願いします!

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