香春町総合戦略推進委員になりました!【総合戦略をかいつまんで説明】

【仕事】

こんにちは。手島順也です。

ドローンを飛ばす不動産屋、として福岡県香春町で不動産業を営んでいます。本業のかたわら、空撮、イベント企画、町から委託を受け「移住コーディネーター」として移住や空き家活用に取り組んでいます。

この度、上記に加え香春町総合戦略推進委員を拝命しました!

総合戦略?

推進委員?

なんじゃそりゃ????

ということで、名前だけではわかりづらいこの委員会の内容を説明しつつ、香春町が向かう方向についてまとめてみました!

この委員会は基本的に傍聴可能で会議内容は公開可能になっています。ですが、さすがにパシャパシャと写真をとる感じではないので基本文章で、かつイメージ画像を使いながら説明していきます。

香春町総合戦略推進委員会とは?

では、この組織の基本的な考え方を見てみましょう。

本町における人口減少に歯止めをかけ、持続可能な地域づくりを行なっていくため、その基本目標や基本的方向、具体的な施策などをまとめた香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略を策定し、本町におけるまち・ひと・しごと創世に取り組みます。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

このように委員会は人口減少に歯止めをかけるための戦略を考える場所と言えます。第2期とあるように、1期目の結果を踏まえたり、社会情勢の変化なども考慮して2期目の戦略を考えていきます。

委員の特徴

委員会は事務局である香春町役場と、10名のメンバーで決定されます。こちらが委員名簿になっています。

農業、商工、県庁、教育、金融関係者と学識経験者と幅広いメンバーで進めていきます。私は、学識経験者?枠で入っています。

元知恵の輪委員会のメンバーからの加入も多いのが特徴です。

委員長に就任した福岡県立大学の神谷教授曰く、この委員会のメンバーは

・30代、40代の若手メンバー

・暮らしのロールモデルとなるような人

・多様な働き方をしている人

といった特徴があり、他地域の戦略委員会と比べて若手主導に舵をきっているとのことです。香春町自体は県内高齢化で4位に位置付けていて、高齢化率40%です。

委員会に限らず、若者にどんどん活躍してもらわないといけませんね。

香春町の課題

さて、委員会の特徴でも書きましたが、人口減少に歯止めをかけるための戦略を考えないといけません。平成27年度の人口が10,861人です。もし、香春町が何も対策をうたなかった場合、25年後の2045年にはなんと、5,553になるというシュミレーション結果が出ています。※社人研推計(H27国調推計)

25年後に5,553人ですよ。なんと私が51歳になる頃には今の半分の人口になるという未来予測が出ているわけです。

どこかの漫画みたいですが、この未来予測に抗うために今できることをやってこの確定された未来を変えないといけません!!(人口減少=不幸じゃないという意見もわかります)

転入数・転出数、出生率・死亡数、人口移動状況、出生数、などの各種人口を分析し、香春町の課題を導くと以下になります。

平成30年度における人口増減数のプラス化に見られるように、第1期総合戦略の成果が着実に表れてきていますが、他方で出生数に関しては近年急激な減少が認められ、早急な対策が求められます。

人口の現状分析によると子育て世代の流入の動きは見て取れるものの、30代前半までの女性人口は急激に減少しており、そのことが出生数の減少につながっていると考えられます。したがって、引き続き子育て・教育環境整備に努め、本町での子育てを選択してもらえる魅力づくりを進めるとともに、特に若年女性人口の増加を図る施策を講じる必要があります。

加えて、20代前半での転出超過を抑制するため、彼らにとって魅力ある「しごと」づくりを進めていかなければなりません。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

人口を増やすために、減っている原因と増えない原因を分析した結果の課題になります。ここが大事なところで、原因分析からの改善策というプロセスで課題や目標を掲げるため、このプロセスにのってない突飛なアイデアや最近のトレンド、新しいテクノロジーなどを使っての解決方法ではないんですよね。

個人やグループや会社など比較的小回りが利き、新たな方法を矢継ぎ早に試しづらいというのが、町レベルでの意思決定になります。

ということで、次はこの課題に対する基本目標(方向性?)についてです!

基本目標

①やりがいのある「しごと」をつくる

やりがいのある「しごと」をつくる

現時点では、安定して生活していけるレベルの「しごと」づくりはできてない。次期総合戦略では、稼げる「しごと」づくりをしっかりと行うこと。その際、やりがいのある「しごと」で実際に稼いでいるロールモデルを示し、広く情報発信していくことに留意すること。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

出ましたね。実際に稼いでいるロールモデル、という言葉が。

②人口流出を防ぐとともに、本町への新しい「ひと」の流れをつくる

人口流出を防ぐとともに、本町への新しい「ひと」の流れをつくる

現行総合戦略で、ある程度成果を上げている分野であり、これを確実なものにしていくため、関係人口を生み出す取組をさらに厚くすること。また今後とも住宅施策に注力していくこと。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

第1期総合戦略を掲げてからの3年で転入数と転出数はマイナスからプラスに転じています。

関係人口(「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。)などの新しい指標も入ってきています。トライアルステイなどはこれに当てはまりますね。

③若い世代の出産・子育ての希望を叶えるとともに、教育環境を整える

若い世代の出産・子育ての希望を叶えるとともに、教育環境を整える

取組が極めて薄い分野であるため、出生数減の分析を踏まえ、総合的ではなく、ポイントを絞って効果的な事業に取り組むこと。

香春思永館の開校にあたり、親が「通わせたい」と思う学校づくりを必ず行うこと。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

現在の4小学校・2中学校を再編した9年制の義務教育学校である、香春町立香春思永館(かわらしえいかん)の令和3年4月開校に向けて準備を進めています。

4小学校、2中学の合併はかなり珍しく、この学校再編事業とあわせて町の魅力を打ち出していくことが必要になります。

④自らの課題を解決し、安心して暮らせる地域をつくる

自らの課題を解決し、安心して暮らせる地域をつくる

今年度実施した「地域デザインの学校」を成功させ、その後に続く事業展開をしっかりと構想すること。

特に香春町立小中学校跡地の利活用問題に取り組んでいく過程で、住民の納得感がある形で、概ね従来の小学校区単位での地域運営組織形成へとつなげていくこと。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

【 地域デザインの学校 】現在香春町で行われている、地域デザインの学校!香春町を盛り上げようと、「自分のやりたい事 × 地域の課題」をテーマに、町民の方々と話し合い、ワークショップを重ねアイデアを出しました!10/19(土曜)14:30〜自分たちで考えたアイデアを皆さんにプレゼンします!参加自由です!是非お越しください!(ナリワイづくり担当 小野沢)

香春町地域おこし協力隊さんの投稿 2019年10月14日月曜日

⑤情報発信力を強化して戦略を推進する

情報発信力を強化して戦略を推進する

最重要の取組と言っても過言ではない。SNSの更なる活用を図りながら、取組の強化に努めること。

「第2期 香春町まち・ひと・しごと創世総合戦略」より

まとめ

今回は、「香春町総合戦略推進委員会委員になりました!【総合戦略をかいつまんで説明】」を紹介しました!

今日まとめたことをもとに委員の意見を聞きながら総合戦略を作っていきます。私としては、元地域おこし協力隊の目線、移住コーディネーターの目線、民間不動産業者の目線、町外出身者の目線、そして香春町生まれの子供を持つ親の目線として意見出しできればと思っています。

マクロな視点で香春町全体について考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

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