「過疎問題懇談会」の提言(元香春町地域おこし協力隊 手島順也)

【オピニオン】

意見を書く機会があったのでその原稿をブログにまとめました。コロナ以後の世界でどのように生きるか?どのような仕事をしていくか?地域はどうなるか?を質問形式で書いています。

まだ頭の中でバラバラですが、こうやって書いていくことで確固たる考えになっていくのかと思います。

個人の意見として読んでいただくと嬉しいです。

Q1. ポストコロナ時代(コロナ禍後)に問い直されるものは?

3.11を経て働き方やライフスタイルを変えた人が多かったが(私もその一人)、
今回のコロナショックはそれ以上の変化をもたらすと思う。

人が集まることが害になるなんて考えは今までなかったので、産業の変化、仕事の仕方、遊び方やライフスタイルを変えないことには「生きれない、楽しめない」状況になります。

自分の周りで考えると

・複業志向
・地方移住への加速
・空き家活用(住居費を下げる、巣篭もりできる環境求め)
・アフターコロナ後の拠り所になる行動指針や考え方、哲学
・家族というコミュニティの復活

あたりが問い直されると思う。

Q2. ポストコロナ時代の大切にしたい価値感とは?

「家族を核として近所の生活コミュニティ」

外出自粛やリモートワークによってリアルな生活が大事になってくる。ネットで
つながりを求めることはできるが限界がある。リアルに触れ合いつつ、安心安全(ウィルス)できるのは家族になる。

加えて近所の生活コミュニティが大切になる。食糧を分けたり、手伝ってもらったり、貸したり借りたりなど、最悪な状況(不況、食糧危機、世界大戦、災害)になったときのよりどころとなる価値観を作っていかないといけない。

Q3. 急激なデジタル化と地域社会の融合、その可能性は?


可能性はあるが、地方ではいきなりのデジタル化は難しい。今回のコロナでも都心に比べて影響が少ないため、切迫感は薄い。活用したり、教えたりする人も少ない。

Q4. 条件不利地域におけるものづくりや農林漁業の将来像とは?


コロナにより「一次産業」が再脚光をあびている。ものづくりや、農林漁業をやりたい人は増えるだろうからうまくつかまえて新しい流れを作らないといけない。

例えば、半農半Xなどの価値観と合わせて農業×リモート、漁業×メルカリ販売、など亜種の組み合わせでリスク分散していく方向性は響くと思う。

楽しく複業しよう、という軸ではなく、コロナ時代を活きるために複業でリスク分散しよう!という軸のほうがいいと思う。

Q5. 終身雇用の崩壊、働き方改革、リモートワークの変化に、地域はどう対応すると良い?


これから地方移住は加速すると思うので、新しい人を取り入れつつ、コロナ移住組のコミュニティを作るのがいいと思う。組み込むのではなくて、地域に新しいグループを作り、多種多様な人が属するコミュニティを作るのがよいと思う。

Q6. 老いて相対的に萎んでゆく地域社会、ゆくゆくは撤退、維持、死守、安らかに送る? 


人口規模や産業構造を考えるとそれはいたしかたないと思う。地域に変えたいと思う人材が出ないところは縮小傾向になる。まずは地域のスタンス的に「政治がなんとかしてくれる」
を脱却しないといけない。

Q7. 地方公務員の役割の変化、あるべき姿と、地域おこし協力隊のこれからは?

地域おこし協力隊制度でいうと、全員が定住したわけではないが、残った元協力隊は地域での発言力を増し、新しい勢力になりえる可能性を秘めている。同化はするだろうが、純粋な地元民ではない視点と人脈と発信力は今後地域にますます必要になってくる。政治家になる人もいるだろう。

そういう意味では、ここで地域おこし協力隊セカンドシーズンと位置づけ、コロナで
地方移住をしたい層を積極的に加えていくといいと思う。

おしまい!

タイトルとURLをコピーしました