ありがたいことに来年度は講演依頼が続きます。
・1月29日:福岡県地域おこし交流会の事例発表(15分)
・2月2日 : 第6回地域おこし協力隊全国サミット スキル×スキルワークショップ(15分)
・2月某日 : 移住担当者研修会(1時間)
それぞれ目的が違う資料を作ることになるので、条件整理や構成も兼ねてパワーポイントでの資料づくりのコツをまとめておきます。
過去記事でもパワポ記事は書いてますので参考にしてください。
パワーポイント資料作りの重要原則

では早速作っていきます。パワーポイントでのスライド作成をインターネットで調べるとたくさんの情報が出ます。色とかフォントとか。グラフを使ったスライドや企業が作ったスライド・・・。
なんでもそうですが、あまりに作る前に情報を入れすぎると自分の悪い部分が見えすぎて作れなくなってしまいます。ですから、基本原則を学んだらそのタイミングで作ってしまうのが一番です。

それにパワポスライドを作る時は、発表も一緒に行うのが普通です。ですからいくらスライドを頑張ってわかりやすく時間をかけて作っても、発表がしどろもどろでうまくいかなかったらダメです。スライドはあくまで補完にしかなりません。
ということで、【パワポスライドを作るのに大事なこと5つ】です。
【パワポスライド作りで大切なこと5つ】
・会の目的を徹底的に考える
・自己紹介→提案→行動促進
・制限時間と適正枚数(1枚3分目安)
・主役はスライドより本人
・写真や絵の方が印象に残る
では、具体的にみていきましょう!
ポイント①会の目的を徹底的に考える

商談でも講演でもそうですが、依頼主がいて発表があります。全体を構成する1ピースでしかないのに発表が会と全然関係のないものだったら、依頼主もお客さんも困惑します。ですから、まずは依頼主の目的を理解する。そのあとにお客さんが望むものを依頼主に提案。それを踏まえて発表を考えます。
ポイント②自己紹介→提案→行動促進
全体の展開です。特筆すべきは最後の「行動促進」で発表を行なったことで聞き手に何をして欲しいかを意識して作ることです。ビジネスであれば自社の商品を購入して欲しい、講演であれば次の仕事につながって欲しい、このブログであればスライドの作り方を学ぶことで他の記事も読んで欲しい、になります。
ポイント③制限時間と適正枚数(1枚3分目安)
矢継ぎ早にスライドを見せられたら聞く方がついていけないし、30分の講演で1枚であれば作る必要あるんかな?とも思います。話す内容やスライドの情報量で1枚の時間は変わりますが、私はいつも1枚3分程度を目安にして制限時間に合わせておおよその枚数を考えます。そこに構成を入れていく。
例えば30分の発表の場合、1枚3分で10枚。これをベースに適当に目次を決めて作りながら調整していきます。結果的に増えることが多いです。
ポイント④主役はスライドより本人

これは先ほども言いましたが、発表を成功させたいならスライド作りに時間をかけるより、発表練習に時間をかけた方が成功率は上がります。なので、ついつい凝りすぎて時間をだらだらかけるのはやめたほうがいいです。
ポイント⑤写真や絵の方が印象に残る
聞き手が最初から最後まで一言一句もらさず聞いてくれる、なんてないので主張は一つで明確にする必要があります。加えて、しっかりと自分を印象付けること。山場である部分は図や絵にすることでスライド内容を薄くして発表者を見てもらうようにしています。
以上の5点を意識して下書きを作ります。あらかじめ作られたチェックシートにしたがって入れていくだけなので簡単です。

条件別パワポ下書き【実例】
こちらに会の情報を入れていきます。
福岡県地域おこし交流会の事例発表
第6回地域おこし協力隊全国サミット スキル×スキル
移住担当者研修会
という感じで、今ある情報をあてはめていくと足りない部分が見え打ち依頼主とのすり合わせができます。
まとめ
今回は、「【パワーポイント作り方のコツ】協力隊交流会・協力隊全国サミット・移住担当者研修会」の紹介でした。
講演依頼があると毎回記事を書いていますが、書くことによって重要事項を確認しているという側面もあります。このようにして資料を作ってますので、目的とも違わぬ内容になっているかと。
ということで、講演依頼絶賛お待ちしています。
それでは!