こんにちは。手島順也です。
ドローンを飛ばす不動産屋、として福岡県香春町で不動産業を営んでいます。本業のかたわら、空撮、イベント企画、町から委託を受け「移住コーディネーター」として移住や空き家活用に取り組んでいます。
先日、キャリア教育の依頼を受けて勾金中学に行ってきました!前職は塾講師でしたが、中学校の校舎には入ったことがなく、久しぶり(20年ぶり)の校舎は何というかノスタルジック満載でした。
今回はそんなキャリア教育で中学校に行った話しです。
勾金中学のキャリア教育
そもそもキャリア教育とは、勾金中学が行なっている課外授業の一貫で、様々な職業人を招いて中学一年生との交流学習会を行うこと、です。
定期的に行われているらしく、協力隊時代には濱田くんも参加したことがあります。

様々な職業人と交流することで、将来の夢や職業について考えてもらい、それを原動力に中学生活を充実させてもらいたい!という思いがあります。
元協力隊の不動産屋にどんな話しができるかわかりませんが行ってきます!

参加メンバー
今回のメンバーは4人。

保育士、フリーライター、公務員、そして不動産屋と幅広い人選に。
会の様子
さて会場に向かいます。会場は中学の図書館です。
階段で二階に上がり、中庭を見ながら進むと図書館があります。運動場は工事中で数年後には小中一貫校が立ちます。

校舎の雰囲気が自身の中学時代を思い出させます。
私の中学時代はヘルメットつけて自転車に乗らないといけない、いわゆる「ヘル中」だったな〜なんて。意外にも思い出したのは自転車の通学でした。

さて、交流会なんですが全体で簡単な自己紹介をした後、講師の4人を東西南北に分け、グループごとに順繰りでまわり質問をしていくような形でした。

質問はあらかじめ考えていてくれて、しっかり手を挙げ質問してくれます。1グループ10分?くらいあったのかな。4ターンもすると緊張もあってどっと疲れてしまいました。
いつものパターンに・・・

こんな質問が多かった気がします。
- 不動産屋の仕事でつらいこと
- 不動産屋の仕事で楽しいこと
- やりがい
- なぜその職業を選んだのか
- 今までの経緯は
- 香春町について
1グループ目は流れがわからず、一問一答でさくっと答えたら3分くらいで質問が終わってしまい焦りました。なんだもっとしゃべってよかったのかと。
この後にグループごとに交流会の様子をまとめるらしく、皆メモをとってくれているのでなるべくわかりやすくゆっくりしゃべろうと心がけました。

この「わかりやすく、ゆっくりしゃべる」というのがなかなか難しく苦戦しました。例えば、「不動産屋で大変なこと」という質問に、登記簿や相続の話をどう伝えたらいいのか?ってなったり、まだ自分の中でまとめきれてないんだなと感じる場面が多かったです。
で、結局、「メキシコに移住してました」というパワーワードを無意識に使ってしまうんですよね。
今までの鉄板パターンに落とし込んでしまったりしました。私は長尺で自己紹介をする際に、フックにメキシコで生活していたことを入れてしまいます・・・
伝えたかったこと
私自身は中学を卒業後、福岡市の高校に行き寮に入りました。そこから実家や地元(うきは市)を離れてしまいました。
協力隊になる前に一度戻ろうかとも思ったんですが、同じ県内の香春町に移住しました。
都会に出たいという気持ちを原動力に進学しましたが、けっきょく地元に近いところに戻り満足した生活をしています。
「外の世界に住居ごと移さないと、世界は広がらない」と思っていたことが、テクノロジーなどの進化により、テレビ電話やオンライン、SNSや短期留学などの形で敷居が低くなりました。
地方にいながら外の世界につながれるし、逆に地方にいた方が楽しめること(例えば、ドローンや農ある生活)も増えてきています。都会一強の時代ではないということです。
勾金中学の生徒がどのようなキャリアプランを辿るかわかりませんが、「地元」で働くや「地元」に戻るという選択肢を抱え進んで行ってくれればいいなと思います。私はできなかったので。
と、ここで生まれた娘や息子に対して思っていることと一緒ですね。
まとめ
ということで、「キャリア教育の講師として話してきました!【香春町勾金中学(かわらまち まがりかね)】」の紹介でした!
生徒さん、先生、関係者様などなどありがとうございました!自分の活動を振り返れるいい機会になりました。今後ともどうぞよろしくお願いします!
