「旅行が仕事に。仕事を旅行に」を目標に活動しているテシマです。
今回は仕事ではないんですが、「家族旅行」と「イベント」をドッキングさせて水の都柳川市に行ってきました!柳川おすすめの「川下り」と新しいコミュニティ「うずしお」についてレポートします。


川下りとは?
もう一言で言うとめちゃくちゃ楽しかったです。川の中から町並みを見れるのがこれほど楽しいとは思いませんでした。イタリアのヴェネツィアみたいでした!(行ったことないけど)

【柳川川下り】
約410年前柳河城築城のおりに、城下町を形成するために人工的に堀を掘って整備されました。
水郷柳川観光より
そこには、治水・利水のための水利体系が整備され、先人の知恵による様々な仕組みが今なお息づいています。
柳川の川下りは、お堀めぐりです。七曲り、七めぐりして下っていきます。
お堀めぐりと書いているように町の中を1時間近くかけて下っていきます。20名くらいの船に船頭さんがついて案内してくれます。値段も1000円〜1500円くらいで決して高くないです。(高価なイメージあったけど)
僕ら家族3人が乗ったのは800円くらいの30分コース。貸切だったので余計楽しかったです。川下りは乗船位置によってコースなどが分かれます。
では、そんな川下りで面白いと思った3つのポイントをご紹介します!

①船頭さんがおもしろい
これがほとんどを占めてたような気がしますが、どんな質問にも対応してくれました。一問一答です。
・柳川藩ってどこかと戦いました?
→もし攻められても城のまわりに水流して籠城できるから結局攻めきれないと思って戦いはなかったね。
・なんか木がいっぱいあるんですけど?
→ここは国の指定になっているから木一本切るのも許可がいるの。だからこんなに伸びてきてしまった。店にかかる木は切っていいんだけどね。
・北原白秋ってそんなに歌作りましたっけ?
→社歌とか校歌含めたらものすごい数があるよ。早稲田とかもそうだし、クリーニングの白洋舎もそうだよ。

書ききれないのでここらでやめておきます。2歳の娘もいたので白秋の歌も歌ってくれ私も勉強になりました。いろんな団体さんの相手をするのでここまでのトーク力が伸びたということです。

②遊園地のアトラクションみたい
自然や公共物を利用したアトラクションです。川下りならぬ川潜り的な。船で進んでいると橋があります。そのまま行くと頭あたるのでそこを潜って進みます。けっこう船ギリギリまで行くのでスリルもあります。





先ほどの川まで出た木の枝もこの通り。くぐり抜けのアトラクションにかわります。船頭さんは橋をくぐらず上に飛び乗り越えたりするそうです。

③何しても良い。自由度が高い
基本は1時間ちょっとのコースなので船の中でお弁当を食べたり、酒を飲んだり、はたまた歴戦の勇者くらいになるとバーベキューをしたりできるみたいです。

船の上でお酒飲めるなんて最高じゃないですか?
桜や観光客を眺めながら美味しいお酒。うなぎをテイクアウトして食べてもいいみたいです。しかも追加料金なし。お財布にも遊び的にも突き抜けている。
今度来るときは仲間とそれをやってみたい!
えほん&スナック うずしお
夜はコミュニティースペースうずしおへ。ここでイベントをやるのも目的の一つで、まぁただの飲み会なんですが、私と筑後市地域おこし協力隊の溝口さんでスナックのママならぬパパになるというイベントでした!

どんなイベントやねん!
そして今回お邪魔したのがうずしおです。ゆるーいコミュニティを作るのがここの目的らしいです。もともとは釣り具屋さんだったみたいですが、中に入ると雑多な感じがして、東南アジアのレストランやゲストハウスを彷彿とさせます。

いーっす、と気軽に来られる場所を目指してこの場所を作りました。ここからゆるいコミュニティーが生まれるといいな、と。
なんで?それは、コミュニティーが困りごとのセーフティーネットになると思ったからです。
障がい者に関わる仕事をやりながら、2011~2016年までモンゴルに住みました。遊牧民の家族と共に住みながら感じたことは、地域での助け合いの力強さ。福祉や医療の技術や制度は日本の方が断然良い。半面、制度から漏れたことは解決できなかったり、幸福度は決して高くなかったりする。「福祉」の本来の意味は、「みんなのしあわせ」っていう意味なのにね。コミュニティーの力が弱まっていることも要因の一つと、モンゴルの彼らを見て強く思いました。弱い人も強い人も大人も子どもも、色んな人が居て、でこぼこしているから面白い。コミュニティーって時にはメンドクサイけど、やっぱりいざという時頼りになる。
だから、そんな一歩に、スナックを。カッパも集まるほどの多様性の場を。うずしおに巻き込まれてください。えほんも置いてます。
うずしおより
それではさっそくそのスナックの様子を。残念ながら写真をあまりとってないのですが、雰囲気だけは伝わるかも。
全部で何人だったんでしょうか。地域おこし協力隊も多かったですし、町づくり関係の人もいました。水引アーティストもいたり、和菓子屋さんもいたり、竹灯籠作っている方もいました。シェアハウスにはモロッコ帰りの人が住んでたり、ディスコみたいな照明がぐるぐるまわっていました。グレイのテルに似ている方も来たし、、、、というような楽しい1日になりました!

なんとうずしおの事業はスナック、シェアハウスときて、民泊も開業するとのこと。見事その1号になりました。民泊うずしおにゆるーく泊まりにいこう!

まとめ
柳川の川下り、そしてうずしお。ぜひ体験してください。私は次の日あまりにも楽しすぎた反動が来てしまい、二日酔いでグロッキーになりました。全部嫁に運転してもらいました。
すいませんでした!
皆さんも二日酔いには気をつけて楽しいお酒を飲みましょう!それでは!