どうも、地域おこし協力隊として福岡県香春町で活動している手島(@teshishima)です。
残り任期3ヶ月をきったところでふと思い出しました!
あれ、協力隊の日常をブログ記事にしてないぞ、と。
3年目であること、香春町は協力隊拠点として第二待合室があること、ミッションの違いなどいくつもの違いはあるものの、「協力隊業務一事例」としては参考になるかもしれないのでここに記します。
- 協力隊に興味がある方
- 他地域の協力隊の方
- 地域で活動している生の声を知りたい方
などに参考になるように書きます。
香春町協力隊の拠点:第二待合室
私たちが活動している拠点は「採銅所駅舎第二待合室」といい、築100年越えの駅舎になります。ここを昨年改装して、①待合室、②イベントスペース、③協力隊事務所、④打ち合わせスペース、として使っています。

写真だけでもあれなんで、動画でもみてください。雰囲気掴めると思います。
現在私含めて4人の協力隊は、この第二待合室を(水)・(木)以外は開けていて、そこを運営しつつ、各自の仕事を行なっています。
移住目的で相談しに来る人も、ハイキングで来る人も、ふらりとカフェと間違えて来る人も色々います。
第二待合室来館者:2,341人(2017年度)
イベント開催:29件・延べ497人参加(2017年4月~2018年10月末)
ここを拠点に新しい協力隊も募集してます!「農業や半農半X」に興味ある方はのぞいてみてください。
参照:「農に触れながら 自分でつくる わたしの半X」日本仕事百貨
ちょっと話がそれましたが、さっそくある協力隊の1日を覗いてみましょう!
ある一日(9時〜17時)
掃除

9時〜17時が開館時間なので9時前に出勤。通勤時間は15分。渋滞は事故が起きた時以外はない。駅舎が事務所の利点としては、飲み会で車を置きっ放した、雪で車が出せない、などの時に電車通勤ができるということ。
今日は正月明けということもあり、外のゴミ拾いに力を入れる。毎日朝一で第二待合室、外のゴミ拾い、トイレを隊員が清掃。




これが現実ですね。注意をすることなく、自然とゴミを捨てないしかけを施したいですね。これみたいに。

参照:タバコのポイ捨てを、劇的に減らした「看板」。その斬新すぎる仕掛けとは?
なんかアイデアないかな〜。
事務作業
掃除が終わると次は事務作業です。他にもメンバーがいると圧力もかかるんですが、見られてないと取り掛かりが遅くなりがちです。
そんな時はSNSや仕掛けを通じて集中して事務作業を行います。
まずは、SNSにて世界中の人に今からやることを伝える!
次に、カメラを仕掛けて仕事ぶりを監視します。ついスマホを触ってしまうのを避けれますしいいですね。このやり方は。
そんなこんなで集中して取り組めました!
来客対応
第二待合室は「待合室」の要素や「観光案内所」の要素も兼ね備えているのでぼちぼち人が訪れます。
オルレの出発点に採銅所駅がなっていることもあり、パンフレットも置いてます。この日も10人近いグループが登山に行ってました。


この日は自転車で1時間半かけてやってきてくれた方がいました。写真は恥ずかしいとのことで、座っている姿だけ。その方と話していて大河ドラマの話になりました。
なんとNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に出演する役の中に香春町採銅所出身の人がいるとのこと。




この方と話が盛り上がり、2時間近くしゃべってしまいました。実家に空き家があるらしく、香春町の空き家情報などもお伝えしました。今度家に誘われたので行ってみます!



日によって増減はあるものの、この日は多かったです。来訪者と話し出すと一日はあっという間に終わります。仕事がたまってたりする時もあるので、うまくバランスをとっていきたいですね。
しっかり電気を決して閉館です。

片付け
17時で閉館です。机の上や使った食器などを洗い駅舎を閉めます。今回は一人でしたが、通常はシフトに入っている2、3名でまわしています。いつも4人いるわけではないので、特定の協力隊に会いたい場合は連絡ください。

まとめ
今回は「香春町協力隊の日常業務」を見てもらいました。それぞれの協力隊で違った日常を過ごしてますのでぜひ遊びにきてください。
最後に、この日は虹が出てました。きれーですね。仕事終わりに自然の奇跡に触れられる。こんな日常に憧れて私は協力隊になりました。
読んでいただいてありがとうございました!!