平成が今年で終わり来年度からは新しい時代が幕を開けます。諸外国に翻弄される日本、新たなテクノロジーの跋扈、日本が抱える構造的欠陥・・・
たくさんの不安もありますが、一つ言えるのは、今のままでいいのか?ということです。
3年前協力隊に応募した時にも同じ考えを持っていました。
- 都市機能が麻痺した時にどうすればいいの
- 物を増やすのが幸せという定義の崩壊
- 仕事以外のことを何もできない人間になっている
3年経った今、あの時から日本は変わってないのかもしれません。
ただ、私は香春町に来た当初よりもたくましくなったと思っています。
- チェンソーが使えるようになった
- タバコやめた、瞑想しだした、一日一食してる
- 軽トラで引っ越しできるようになった
- 宅建資格も取った
- 枯れ竹の燃やし方を知った
- 漆喰を塗れるようになった


どれもこれも、複業で実践して得た金銭以外の報酬です。
かなり長い前置きになりましたし、かなり大きな話になってしまいました。
どうしよ。もどせるかな?
消そうかいな。
いや、ここから一気にタイトルの「複業の価格をどうすればいいか?」に持っていきますよ。
よし、
やれるか、
やろう。
ということで皆さん。何が言いたいかというと
「不安定な日本はこれから複業戦国時代に突入するから、みんなもその波に乗って自身のスキルで特殊能力も磨きつつお金も稼ごうよ、報酬は責任やモチベーション産み成長速度を上げるよ、でも初めたばかりの複業の値付けって難しいから、それのヒントを書くね」
です。
「安さは自身のなさ」「自分が思う値付けの3割増しで良い」

値段の決め方は3つあって、
①客観的な価格
→知り合いにサービスの価格を聞く
→新サービスに適している
②標準的な価格
→汎用性があるサービスはこれが基本
→そこから付加価値どうつける?という話
③コストを計算した価格
→商品などはこれが基本
ちなみに不動産の価格もこれに似たような3つそれぞれを比較検討して決めます。
自分のやる複業がどれかをまず考える。例えば、私はスキル×スキルをnoteで販売していますが、
②と③のやり方だとなかなか価格出せないです。標準的な価格をネットで調べると、既に商品化している「ゲーム」が比較対象になり、その額たるやかなり高額。
いきなりそんな価格で出しても・・・となります。③も同じくで、noteで販売するのにかかったコストはライター料、デザイン料、調査料となりこれも一概に言えません。
なので、スキル×スキルの場合は、「想定ターゲットの協力隊が購入して試してみようと思う金額」で設定しました。この決め方で試している以上、人気が上がれば値段を上げます。だって「安さは自身のなさ」ですから。

薄利多売から高価小売
これを最初から考えだすとなかなか一歩めを踏み出すのに躊躇してしまうんですが、複業が軌道に乗ってきたタイミングで考えてみるのがいいのかと思います。
薄利多売から高価小売の例
・ブログが人気になりアドセンスが入る(薄利多売)、そこで実績がつき企業ブログのアドバイザーとして年間契約を勝ち取る(高価小売)
・美味しくて人気のうどん屋さんがノウハウを貯め(薄利多売)、人気のあるうどん店の作り方を伝授(高価小売)
ドローンに関しては、撮影というスキルを磨きつつも(薄利多売?)「旅する、ドローンと私」などの独自のフォーマットを商品(高価小売)にしていきたいなと考えています。
高価小売を考えるメリットは、①競合が入ってきた時に負けない事業になっている、ことと②どうすれば高価にできるのか?を考えることはブランド化やコストカットやクオリティが上がることにつながること、です。
アンテナが立つということですね。情報も入ってくる。
まとめ
今回は、「複業の値付け」に関して書きました。価格の決め方の参考にしてください。
自分のスキルがお金になった時の嬉しさは、幼少期に「◯◯ちゃん、よくできたね。」と大人から言われる喜びに似ていますよ。
それではまた。