- 新規事業に取り組む際に注意すること
- 新しい複業を始める時に注意すること
- 環境を変えて再チャレンジする時に意識すること
- フリーランスで仕事を選べる人
上記の人に参考になるように書きます。指針、時間配分、改善の時期をあらかじめ考えておくことが大事です。
判断指針を言葉で表現できますか?
指針(ししん)とは?
物事を進めるうえでたよりとなるもの。参考となる基本的な方針。手引き。「人生の指針とする」など。
「goo辞書」より
指針自体はみんな持っているんですよ。毎日の細かい判断は無意識レベルでやっていますし、その無意識部分が今までの経験によって作られています。失敗をしたので、この選択はしない。成功したのでこれは行動する。気持ちよかったので食べよう。など。
今回は「新しい物事に取り組む時」にブレーキがかかるか、アクセルを踏むかの話です。ブレーキをかけてしまう人は「行動を抑える指針」を探るべきです。アクセルを踏む人は、好奇心やなんとなくという理由を廃して、この指針にのっとったものだからやるんだ、と周りに説明できるレベルにしましょう。
なにも全て行動した方がいいとは思いません。ただブレーキをかけてしまう人は「やらないことが癖」になっている人が多いので「指針を見つめ直すこと」でこれからちょっと楽にチャレンジできますよ。
行動する人は、ロケットスタートを切るものの、長く続かないことが多いです(戦略的にやめるのはあり)。指針を定めることで中期的な継続につながります。周囲にも説明できればそれも行動の見直しになります。
ちなみに私の指針はこれです。(仕事上で新しいプロジェクトをするか否かの判断基準)
- 楽しそうか(未知、競合少ない、伸び代、やってみたい)
- コスパがいい(初期投資少ない、一人で始めれるか)
- シナジー効果あるか(効果2倍、手間半分)
この3つです。あと、お金もありますが、ここは極力排除していきたいですね。それはボランティアでやるという意味ではなく、普通にもらえればいいということで、ここを基準に入れてしまうと、上記の3つはまったく意味をなさなくなります。適正価格もらえればいいくらいで指針ではないです。
あなたにとっての指針は何ですか?
全体の時間配分
社会人だけじゃなく、学生もそうですけど時間配分は意識しないといけないですよね。人の時間は有限。新しく始めたことの時間を増やす努力は必要ですが(苦手分野の外注化)、果たしてそれがいいのかも疑問符がつきます。
私がそう思う理由が、経済合理化の果てに今の時代があるということです。「夫は働き、妻は家に」、「分業化」、「サービス産業に注力」してた時代が変わり、今や「イクメン」、「youtuberのような一人で全てできる人」、「農業分野の衰退」などにつながっています。
これは個人においても、やるべきことを犠牲にして新しいことに時間を割きすぎてないかと日々チェックするべきです。
例えば私の時間配分ですが、
勉強:インプット2.5、実践5、アウトプット2.5
→食べて、動いて、排泄するバランスですね。
仕事:不動産5、ドローン2、その他3
→メインが何なのか考えた時にもっと不動産の割合を増やすべき
全体:家族2、その他3、仕事5
→家族の割合を下げるとローカルに来た意味がない。自分のプライベートがないので、それを仕事とミックスさせていく。
可能性だけ考えると、全ての時間をかけて一つのことに注力すると成功確率は上がりますが、仕事に集中しすぎて家族がいなくなった、で本当にいいのか?考えてみてください。
改善の時期はいつか?
新しいことに慣れてくるとやる気がなくなることがあります。新しさに飛びついてしまうと、日常になってしまった時にモチベーションが下がってしまいます。
この時がチャンス!どこを改善すればモチベーションが上がるかを一度考えてみましょう。目標を変えるのもあり、やり方を変えるのもあり、負荷をかけるのもあり、いっそのこと辞めてしまうのもあり。
合う合わないはやってみないとわからないもので、投げ出すのではなく戦略的撤退であれば問題はないです。一番ダメなのが、ただ合わなかっただけなのに、辞めてしまったという罪悪感だけ持ってしまい、次のチャレンジを躊躇してしまうことです。
例えば、古民家を借りてみたものの生活が不便だと感じて引っ越そうかと思っている人がいたとします。
人間どんな環境にも慣れるものですが、それは環境に大きく左右されます。震災でどこにも行けずに古民家に住むのと、選べる状況で古民家に住むでは動機も強制力も違います。
また家族間の意見の不一致とかよくあるものです。離婚もそう。
ですから、住んでみて考える。盲目的にいい暮らしだと思い込むと後で反動がきます。現実的には引越しの費用とかかけてきたお金とか制約はあるものの、一度見つめ直して課題を出してみることが後の心の平穏につながります。
今続けていることで、考えないようにしてることはないですか?戦略的撤退ややり方の変更の時期ですよ。
まとめ
配分って難しいですよね。SNSや連絡手段の進化で一世代前のやり方は通用しない時代になっています。(SNSは営業ツールでもある)
道具はしょせん道具。使うべき人がしっかりと自分の指針を立ててコントロールしていきましょう。
今回は、「行動原理を見直して迷いをなくそう」でした。読んでいただいてありがとうございました。