mavic proでドローン撮影を行なっている手島(@teshishima)です。
何件かの依頼もあり、撮影も済み、改善点も出てきたのでこの段階でまとめておきます。
- ドローン操縦士に興味がある人
- ドローンの撮影の料金は?
- どんな技術が必要か?
上記を掘り下げつつ、「ドローン撮影までの流れ」について解説しようと思います。 これは僕が実践しているやり方でもあります。
ドローン撮影の流れ
依頼から撮影終了後の入金まで。依頼に関しては、①人から頼まれる、②自分で仕事を取ってくる、の2種類がありますが、これらはまた別の記事で。
それを踏まえてまとめると、
- ドローン撮影依頼
- 見積もり→合意
- 下見&内容確認
- 天気確認
- 撮影
- データ納品
- 入金
2の見積もりなんですが、このサイトの値段を参考にしています。
知らないと損する「ドローン撮影料金」の目安や見積もり依頼の基本



機体とか内容とかにもよりますが、ここを基本に交渉しています。(機体・内容によって変動)。ドローンは天候に直で左右されるし、操縦技術という点を踏まえると相場がこのあたりかと。
また、不動産業をするにあたってドローンも有効活用していこうと思っているので、不動産専用の見積もりというものも作る予定です。
撮影で大事な視点・練習法
下見で撮影スポットを決めておく
グーグルマップで現場の様子は事前にわかります。ここに民家があるとか、ここは飛ばせないなとか。何パターンかはこの時点で撮るカットが選択しておきます。※例として採銅所駅舎の写真使ってます。


当日現場に行き、撮影内容をしっかりヒアリングし依頼者の意図した内容を撮影します。ただ、法律的に飛ばせなかったり、カメラ的に難しかったり、絵的にいまいちというのは多いので、ヒアリングしつつ(画面を見せるといいですね)、固めていきます。
提案も大事
依頼者の希望を叶えつつも、もっといいカットがあったら提案するといいですね。実際飛ばしてみるとこっちの方が「意図した映像」になることが多いです。否定するのではなく、提案する。成果物のレベルが上がるのはお互いにとって良いですしね。
バッテリーを意識してどんどん撮る
mavic proで25分程度飛ばせるのですが、外観などはどんどんリハーサルの段階で撮っていったほうがいいです。一度バッテリーを替えると、電圧の関係上少し機体を慣らさないといけないので。1本のバッテリーで全て終わらせるのが理想ですね。(内容による)

事故だけはしない
ほんとにこれが一番かも。天候、たくさんの関係者、バッテリー、限定された動き、空気感などドローン操縦者は「撮影」だけに集中できる状況の方が稀です。そこに依頼者への説明も入ると、どうしても注意が散漫になります。
そういった時に忍び寄ってくるのが事故です。車の運転もそうですが、慣れてくるころや普段と違う状況の時ほど事故がおきます。事故を起こさないためには、点検、練習を怠ることなく組み込んでいかないといけません。
制限がかかった状態での練習
普段の練習は「広い場所」で行なっている方がほとんどだと思いますが、依頼されて撮影する以上、いろんな状況に対応していかないといけません。特に建物の制限がかかった場所での細かい動き、動きのパターンなどは練習でも身につきます。
まずは、「制限がかかる場所」を探し、そこで本番を想定して練習するといいですね。廃墟とかがベストですが、そんなどこにでも、自由になんてないですしね。この方法は私が運営しているインスタグラム「DroneControl」でも練習方法を公開していきます!
まとめ
今回は「ドローン撮影の流れ」を見ていきました。これからドローン操縦士になりたい人や撮影技術を上げたい人などは参考になるかもしれません。
撮影内容を中心に解説した形になりましたが、依頼や下見、内容確認など各項目も重要なのでまた記事にしたいと思います。
読んでいただいてありがとうございます!!