空き家の仏壇どうするか問題【魂抜き、お焚き上げ処分、遺品供養】

空き家

こんにちは。手島順也です。

ドローンを飛ばす不動産屋、として福岡県香春町で不動産業を営んでいます。本業のかたわら、空撮、イベント企画、町から委託を受け「移住コーディネーター」として移住や空き家活用に取り組んでいます。

前回からのつながりで空き家の片付けについてです。前回が一般的な家財の片付け方法について書いたので、今回は仏壇をどうするか?という点をまとめていきます。

途中から読む

空き家に仏壇があると・・・

仏壇があるとどんな影響があるか?という視点で見てみます。

①仏壇があると家を貸せない

空き家になってるけど
・お墓参りの時に使う
・たまに畑作業する時に使う
・仏壇置いてる
・祖先から受け継いだから
などの理由で空いてるけど人に貸さないって人も多くて、空き家バンクの登録も出来ない現状。

人が住まなくなると家はすぐ痛む。
家が資源として使えるうちにぜひ考えて欲しい。

仏壇自体のスペースはそれほど大きくはないんですが、ご先祖様の写真とかを飾るとだいたい一部屋が仏間になります。仏間があることで家全体が貸し出せないケースはかなり多いです。

三回忌まではそのままにしておく、という話もよく聞きます。

②心の負担が大きく、他人に任せることもできない

核家族化により、独立した子らはすでに住まいを持ち、あるいは勤務先等の事情によって、その空き家に入居できないことは少なくないです。

このような場合、先祖代々の仏壇は、子らにとって心の負担が大きく、他人に任せることもできないまま時間が過ぎていきます。

兄弟の誰かが実家の近くに住んでいる場合などは任せたりできるんですが、いない場合や、全員出ている場合などはどう対応していいかわからないという声もあります。

①仏壇があると家を貸せない

②心の負担が大きく、他人に任せることもできない

などが仏壇問題にあるんですが、では、どんな解決方法があるのでしょうか?

解決方法は一点のみ:菩提寺に相談

ずばりですね。菩提寺(ぼだいじ)に相談ですね。

はい。もうこれしかないかと。

ちなみに菩提寺とは以下の通りです。

菩提寺(ぼだいじ)とは?

菩提寺とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。

檀家である自分たちと菩提寺との関係は、宗教儀礼に関してはすべてその宗派の作法に則り、菩提寺の運営維持を支えるという関係になります。
葬式や法事をお願いする寺院でもあります。

菩提寺は、先祖の墓があり、位牌をおまつりしてあるところです。仏事でわからないことを相談に乗ってもらえる場所でもあります。

菩提寺とは」より

菩提寺に位牌を預け、彼岸や盆に位牌を持ち帰って祭祀(さいし)を行うようにしてもらえることがあります。

日本の仏教の宗派はそれこそたくさんあるので、供養の仕方なんかもバラバラです。ご先祖様が納得する供養の仕方と、残された家族や親戚が納得する形できちんと供養してもらう必要があります。

こういった思いが菩提寺に相談しにくくさせているのかも。

仏壇を引き取り移動する場合

一般的に仏壇を引き取り、現在の住まいに移動する場合、ご先祖の霊魂を仏壇から抜いたり入れたりする「魂抜き」(たまぬき)、「魂入れ」(たまいれ)というものを行います。

数年後に利用する予定がある空き家の場合、仏壇の「魂抜き」をし、位牌のみを引っ越します。

新しい仏壇に移動し古い仏壇を処分する場合

他にも、自宅が手狭で仏壇が大きすぎることがありますが、そんな時は小型の仏壇を購入し、位牌を移すことができます。縁のあるお寺に連絡して、実家の仏壇から新しい仏壇へご本尊を移す法要を行います。

移動と同じように、魂抜きの法要、魂入れの法要をし、魂を抜いた古い仏壇を「ご供養・お焚き上げ処分」します。

基本的に仏壇はこのようにご供養・お焚き上げ処分をすることが多いです。私が見た、香春町での仏壇処分もこのご供養→お焚き上げ処分してもらいました(5件)

補足:思い出が詰まった物(遺品供養)の場合は?

仏壇の他にも、故人の思い出が詰まった物の処分は心が痛みます。写真、スクラップ、服、作品などなど。しかし、処分しないと何も進まないので、遺品の生理が必要になります。遺品の供養は、これまた神社やお寺に以来するか、専門業者に依頼しましょう。

仏壇供養はご先祖様、遺品供養は故人という位置付けでしょうか。

故人の思いが強いものこそしっかりどうするか考えてあげることが供養にもつながるのかと。

まとめ

今回は「空き家の仏壇どうするか問題【魂抜き、お焚き上げ処分、遺品供養】」の紹介でした。

内容全体として、「空き家を活用するために仏壇問題を解決する」という視点で書きましたが、かなりセンシティブなところではあるので、ご家族、親類でよく話しあってください。

ツィッターで「仏壇問題」と検索すると、たくさんのツィートが流れてきます。仏壇問題で悩んでいる人が多いです。ミドル世代が仏壇問題に直面しているからこそ、そういったツィートが多くなるのかなと感じました。

ご先祖様があるからこそ、今の僕たちがいる。ここが一番大事ですね。

自戒を込めて。

タイトルとURLをコピーしました