歩きながら今後の空き家問題を考えた【香春町空き家調査】

【特集・連載】

こんにちは。香春町移住コーディネーターの手島です。

最近は、移住コーディネーターの仕事のかたわら香春町を歩きに歩いてます。

目的はずばり、「眠っている空き家を発見し、空き家バンクに登録してもらう」ことです!

車だと見過ごしてしまう情報も歩けば見えてくる。単純に空き家バンクを充実させたいだけですが、なかなかこの方法はいいなと思っています。

歩く調査以外にも空き家バンクの登録を増やすためこんなことやりました。

・チラシ作り→「ターゲット重視のチラシ作成

・空き家のドローン撮影→「ドローン空撮を活用していきます

高齢者への配布文章に空き家バンク案内の文言挿入

・ブログでPR

・広報でPR

・区長に挨拶

・採銅所駅舎にて相談受付

・歩いて空き家調査

・組の教科書を作るかたわら空き家を聞く

打ち消されている文字は承認待ちというか、ちょっと難しいのかなという感じですね。まぁ大人の事情もありますしね。

ということで正攻法の歩いて空き家調査をしているわけです。例えば、家から採銅所駅舎の通勤を歩いてみるとか。例えば、まったく歩いてない場所を歩いてみるとか。

事務所から採銅所駅舎まで
役場の周辺ぐるぐる

そんな歩いての空き家調査で考えたことや思ったことを書いていきます。歩く時間が長いと色々と問題点や解決案が出てくるものです。

目次

空き家の現状

いや、歩いてびっくりしましたが、かなりの確率で空き家を見つけます。3年前に町が行った空き家調査である程度の数字は把握してましたが、肌感として倍くらい空き家がある印象です。

3年の月日が経って空き家自体も増えているのもあるでしょうし、資料だけで把握していたような気になってたのもあるでしょう。現実に歩いてみて空き家が連なっている場所を見ると焦りにも似た何かを感じす。

「空き家」、「空き家」とひとくくりにして言ってますが、細かく分けるといくつかあります。

空き家の内訳

・空き家

・空き地

・空き店舗

・壊れそうな空き家

・空き家か判断に迷うもの

・不動産に出されている空き家

・不動産に出されている空き地

・不動産に出されている店舗

・貸し家

これらを総称して私は「空き家」と呼んでいます。

これらの「空き家」を見て思いました。

手島
手島

これだけ空き家があれば登録数は増えていくだろう(勝手に)・・・それよりもどう空き家活用していくかの選択肢を増やさないとやっぱり余るよね・・・

空き家がたくさんあっても使う人がいなければ余っていきます。そして以前よりそのペースが早まっているように感じます。

空き家の増加に歯止めが掛からない。空き家に加えて空き地が地域に広がることは、社会基盤維持や防災面で大きな支障を生むことになる。
 

放置物件を抑制しつつ、家屋の活用や再生、土地の有効利用をいかに図れるかが地域の今後を左右する。対策は待ったなしであり、問題の先送りは解決を困難にする。

ー中略ー

現状に至った要因には、新築の供給が過剰な上に、住む人がいなくなった住宅の解体・流通が進んでいないことが挙げられる。核家族化の中で高齢者世帯の持ち家が引き継がれなければ空き家と化す。今後も大量に生まれる可能性がある。

「増える空き家 当事者意識を持ちたい」より

個人でできる解決方法

これだけやれば空き家問題は解決するよ、なんてものはないので(あるかもしれませんが)、細かい解決策をいくつ積み重ねるかにかかっているような気がします。

そしてそれを自分ができる範囲で実験していくこと。実験で実績が生まれればそこから大きなうねりとなることも可能でしょう。空き家解決の方法はいくつも全国に転がっているので、あとはそれを自分ができる範囲や可能な予算、かけれる時間に、持ってるやる気というフィルターにかけて出てきた案を実行していこうと思います。

私の場合のフィルターはこのあたりかと。

手島
手島

・不動産業のシナジー効果が見込めるもの

・スキルとのシナジー効果が見込めるもの

・コストと時間はなるべくかけない

・ブログのトピックになる

【解決策①】不動産屋として流通経路にのせる

これそのまんまですね。不動産屋として開業したらここに一番力を入れていきますよ。宅建業として行えることでできる範囲が格段に増えますしね。大家さん側の不安などを解消するツールやサービスもあるのでどんどん使っていきたいです。

※以下、なんか使えそうなサービス。

【解決策②】空き家の目的変更(住むから働く場所へ)

昨年、知恵の輪委員会に選出され「香春町に産業を!」を旗印にプロジェクトチームを作りグループワークや勉強会などを行いました。

なぜ知恵の輪委員会ができたのか?→爆誕「知恵の輪委員会」!

投稿でもあるように、これを機にできた知り合い、深くなった付き合いなどはあるものの、何か形を残したかというと少し弱い会になったように思います。専門が違う人を集めるとまとまりにかいてしまったという部分もあるでしょうし、自分自身も空き家活用の部分で役に立たなかったという自覚もあります。

ですから、この「空き店舗活用」に関してはリベンジという思いもあります。投稿の最後に書いている「運営メンバーの中で有志の空き家活用グループも水面下で活動中!」はまたは別の話で。

他にも空き家を働く場所にするという意味では、これもできることの一つかと思っています。

スキル×スキルを香春町で開催すること!

スキル×スキルも香春町開催にしてスキルのマッチングと場所やノウハウ?の提供ができないかと考えています。そのために、スキル×スキルの調整やストアカでのチャンネル確保に動いています。

【解決策③】空き家の所有者変更(払うから稼ぐへ)

フラット35やら、スルガ銀行やら、かぼちゃの馬車、オリンピック景気など不動産業界も揺れていますが、タイトルの通り投資物件として空き家を活用できないか考えています。

投資物件にすることでお金のために(語弊がある言い方ですが)、きちんと活用を考えるし、人も呼ぶし、継続する関係性を築こうとします。何百件のスキームではないですが、優良空き家を個人の投資物件にすると活性化にも役立ちそうです。 ※案ですのでね。

【解決策④】使えない物件は撤去

一見して再生不可能な物件もあります。中を見たら難しい物件もあるでしょう。雨漏りが広範囲で広がっているとか。

業者が入ってしっかり補修やリフォームをすればどんな物件も使えるようになりますが、コスト次第というところでしょう。自分でDIYする人にとってはできる能力の限界がどこなのか。

これに関しても正解はないんでしょうが、あまりにもコストがかかりすぎて対象者がしぼられる物件に希望を抱くよりも、さくっと取り壊した方がいいケースはあります。

大家さん側としてもずっと悩むよりも精神衛生上好ましいです。

いくつか取り壊しを阻むポイントがあるんですが、

・固定資産税が上がるので踏ん切りがつかない

・相続が分散してて取りまとめができない

・取り壊しの相見積もりをとるのがこわい

・物件を少しいじれば人は入るだろうと思っている

とかですかね。正解がないところではあるんですが、相場とか感覚とか情勢とかあるんで情報を与えてアドバイスしつつも、最終判断は大家さんに決めてもらうというスタンスがいいんでしょうね。

空き家調査の副産物

歩きながら香春町をまわることは空き家調査以外の副産物もあるんですよ。そんな副産物を紹介。

チェアリングの場所探し

最近マイブームが来ているチェアリング。これ観光ツアーにもなりそう。そんな妄想をしながら、景色が良くて(これはきれいや珍しいも含める)、落ち着いて、お酒がうまそうなスポットを探しています。

チェアリングの基礎から遊び方を紹介→「チェアリングで田舎生活を楽しもう!」

お遍路の練習

人生をかけて達成すると誓った四国お遍路巡り。次の予定はいつか決まってませんが、歩き慣れておかないといけないとつらい十番目以降のお遍路になります。普段のトレーニングと思って歩いて歩いて歩きまくれ!

ダイエット

今、目標体重になったら髪をきる、という無謀なチャレンジを誰にも言わずにやってます。もうかなり髪の毛じゃまになっているんですが、目標もクリアできそうにありません。運動で補おうということで空き家調査も兼ねてダイエットしてます。

もちろん、言ってないのでどっかで妥協するかもしれません。

まとめ

以上、歩きながらぼんやりと考えていることです。散歩も巡礼をも調査もそうですが、歩く先に目標があるのとないのではスピードや充実感も違ってくるので、この考えているところを目的の中の部分部分の目標にして進めていきます。

今回は「歩きながら今後の空き家問題を考えた【香春町空き家調査】」を紹介しました。

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