香春町が行う「空き家バンク」とは?【空き家所有者様へ】

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移住コーディネーター
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こんにちは。手島順也です。

香春町移住コーディネーターとして「空き家バンク」の運営に関わっています。具体的には、物件の登録業務(相談、ヒアリング、撮影、間取り作成)や移住相談などを担当中。かれこれ協力隊時代から数えると4年目になります。

そんな私ですが、空き家で困っている大家さんからこれまで多くの相談を受けました。今回は初心に戻ってこの「空き家バンク」とは何なのか?、香春町と他の市町村との違いや、デメリットをまとめてみました。

特に香春町の空き家で困っている大家さんに読んで欲しいですが、他市町村の「空き家バンク」を理解する上でも比較しやすいようにまとめていますので5分ほどお付き合いください。

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空き家バンクとは?香春町と他市町村の違い

まずは空き家バンクそもそもの説明をしますね。

多くの市町村で空き家バンクの取り組みを行なっていて、全国の603自治体で延べ9,000件を超える空き家情報が掲載されています。(国土交通省より

全ての空き家バンクの制度を見たわけではないので断言はできませんが、基本的には行政が掲示板を作り大家さんと希望者の橋渡しをする、という認識でいいかと思います。

以下は香春町の空き家バンクの定義になります。

「香春町にある空き家や空き地を他の人に売りたい(貸したい)人」は空き家・空き地情報登録を、「香春町に住みたい人・住み続けたい人」は求む情報登録を、それぞれ「香春町空き家・空き地バンク」へ行い、相互に情報を共有することができる。

香春町空き家・空き地バンク制度とは?」より

役場のHP上に物件情報が載せられ、希望者が直接交渉をする形になります。これは香春町の場合で自治体によっては、役割を外部団体に委託していたり、すべての物件に不動産会社がついていたり、登録に一定の基準を設けて制限をかけているところなどもあります。

これを元に興味のある自治体の空き家バンクがどんな形なのか見てみると、理解しやすいかと思います。

不動産取引を頻繁にすることは少ないので、利用者(大家や希望者)の認識にばらつきがあります。

「空き家バンクに登録したけどどこまでやってくれるのか?」

「もしもの時の責任はどこにあるのか?」

などの曖昧部分があるので、最初に「空き家バンクは掲示板だと思ってください」と前提を伝えてから制度の説明をしています。

無料で登録を受け付けているところが多いので大家さんにとっては、空き家バンクに登録して自分でお客さんをつけたりすることが可能です。町単位で住みたい場所が決まっている希望者は空き家バンクにいい物件がないか確認することも多いです。

では、ここからは空き家バンクに付随する香春町独自の運用を3つ紹介します。

①相談窓口が2箇所あって土日も相談できる!

②空き家バンク利用者が使える補助金制度がある!

③マッチングをサポートする移住コーディネーターがいる!

では、さっそく見ていきましょう!

違い①相談窓口が2箇所あって土日も相談できる!

空き家の相談は香春町役場「住宅水道課」でも受け付けていますし、JR日田英彦山線「採銅所駅舎第二待合室」でも受け付けています。

採銅所駅舎「第二待合室」

ここは2017年に長年無人駅だった採銅所駅をリノベーションして移住・交流の拠点として活用しています。役場は土日祝が休みなりますが、第二待合室は水・木定休日以外は空いています。※予約していただけると直接空き家バンク担当者と話せます。

詳しい情報はこちらから!住所や雰囲気がわかります!→採銅所駅舎「第二待合室」

違い②空き家バンク利用者が使える補助金制度がある!

2019年11月29日現在、空き家バンク登録物件に対して使える補助金がこちら。

【リフォーム工事】

居住部分の安全性、居住性、機能性等の維持又は向上のために行う工事が対象で工事費用の3分の2(上限50万円)。

香春町空き家リフォーム等補助事業」より

【家財処分】

居住部分において、使用されず残置された状態の電化製品、家具その他の家財道具の処分
で家財処分の費用(上限5万円)。

香春町空き家リフォーム等補助事業」より

この他にも「空き家・空き地バンク仲介手数料補助金」があります。傷みやすい水回りを工事したり、家にある家財を片付けたりと助かる制度です。ただし、活用には条件、必要書類、時期などありますので、リンク先の香春町ホームページで確認後、住宅水道課に必ず相談ください。

空き家バンクのホームページも一昨年に変更になりシンプルで見やすいページになっています!

香春町空き家・空き地バンク

違い③マッチングをサポートする移住コーディネーターがいる!

2019年度から元地域おこし協力隊の手島順也と村井勇輝が「移住コーディネーター」になりました。香春町に移住者を増やすことを目標に、空き家の登録サポート、移住者と大家さんのマッチング、香春町のお試し居住などの業務を行なっています。

空き家バンクのデメリット

空き家バンクの説明、香春町と他地域の違いなどを説明してきました。とはいえ、良い点もあれば、必ず悪い点もあります。

不動産取引は難易度が高い

マッチングのお助けはできても、役場や移住コーディネーターが責任を持って契約を終結するわけではありません。不動産取引はトラブルが起こりやすいです。普通、そこを担保するのが不動産会社なわけで空き家バンクに登録すれば全て無料で任せられるわけではありません。

特に建物の状態は契約合意を大きく左右する条件の一つです。この辺りを調べ、交渉し調整するのは実際難しいです。

取引の動きが遅い

このように、責任の所在が当事者に委ねられるケースでは大家さんの方も不安になって登録が進まない要因になります。もしくは、いい物件は動き、ずっと残っている物件もあります。

行政としても、不動産会社が全て空き家を担ってくれれば作る必要性もないんですが、実際問題不動産会社にお願いしないケースも多く、そこを補完する意味の空き家バンクでもあります。

空き家に困ったらまずは相談

空き家バンクについて、香春町と他との違い、デメリットなどを紹介しました。これを踏まえて結論としては、空き家で困ったらまずは空き家バンクに相談してください、ということです。

空き家を◯◯にする!という行動をするためには多くの要因を見なくてはいけません。そしてそれを勘案して解決策がでてきます。

前提要因
  • 物件の状態
  • 大家さんの考え
  • 需要と供給
  • 大家さんの希望
  • 費用
  • 親族間の考え
  • 活用パターン
解決策例
  • 解体して更地にする
  • 水回りだけ直して賃貸する
  • 一定期間だけ借りてもらう
  • 不動産会社にお願いする
  • 空き家バンクに掲載して様子を見る
  • シェアハウスや民泊に空き家活用

物件の状態、大家さんの考え、需要と供給、など勘案して「納得する解決策」が見つかればいいと思っています。相談したから登録しないといけない!ではないです。そこのお手伝いができれば幸いです。

まずはお気軽に空き家バンクにお電話ください。

香春町役場「住宅水道課」空き家バンク担当→0947-32-8403

採銅所駅舎第二待合室「空き家担当」→0947-32-3115

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