ABDを使った実践的ドローン学習講座のイベントレポートになります。
蜜蝋キャンドルセラピー、アクティブ・ブック・ダイアローグ、ドローン展示会、野菜の持ち帰り、と全てが混ざり合い混沌とした会になりました!




蜜蝋キャンドルセラピーや会場についてはこちらでまとめています。
「アクティブ・ブック・ダイアローグ」という読書会の手法は、マニュアル類などの読み込み、チームビルディング、企業研修、に有効だと実感できた会でした。
主催者の感想


松田さん!集合写真忘れて帰った後に思い出して撮りました!すいません!
グループ層は大きく二つに別れて、初心者グループと中上級者グループでした。こういったレベルの差が大きい集まりでは、ともすると上級者から初級者への講義になりがちです。

それはそれでいいんですが、受け身の講義では記憶の定着や満足度が低いという実感があります。
アクティブ・ブック・ダイアローグの読書の手法では、一冊の本を予習することなく、読む、まとめる、発表する、それについて話す、と一回のイベントでバランス良く学ぶことができます。

参加者の感想でも「一冊の本を通じて共通言語ができた」という声がありました。やっぱり読み終わったあとは一緒に頭を使っているのでチームワークが生まれます。
まるで金持ちに集められた7人の男女が己の知恵と技、最後は友情によって難解な迷路を抜け地上に出てくる、そう、誰一人死ぬことなく、めでたしめでたし・・・のような爽快感があります。


意味がわかりませんね!!
ともかく、会が始まってからはABD認定ファシリテーターの藤谷真利子さんにお願いしてガシガシ進めていただきました。

では、そんな会のパートを見ていきます!
読む・まとめる
事前準備としては、テキストを切る、章ごとに分ける、難易度で2つのグループに分けておくというものです。「すぐに役立つ知識、ドローンの基礎、楽しい」あたりを軸に章をわけました。だいたいどの章も10ページ前後に統一しています。
今回の教材はこちら。「DJI CAMP技能認定専用テキスト」基礎から応用までしっかり書かれてい名書です。

・禁止事項
・ドローン概論
・電波について
・気象について
・飛行について
・法律
※黄色の章を初級者用にしました
さっそく各々のスタイルで読んで、まとめてもらいます。だいたいトータル30分くらいでしたね。





発表
各人がまとめた章を壁に貼り付けました。今回はハンガーを使ってみましたが、移動も楽でかなり良かったです。ハンガーおすすめですよ。

こちらが全資料になります!:DJI CAMP 技能認定専用テキスト【メンバーのまとめ】
自分がまとめた部分を一人2分程度で発表してもらいます。この発表を聞くことによって、まだ読んでない章の概要や重要部分がわかり、トータルで一冊の全体像がわかる仕組みになっています。






この発表が緊張感があっていいんですよね。眠ってなんかいられない!みたいな。中盤の発表が集中力を持続させるキーになってますよね。絶対。初対面の人たちでは緊張感も増します。


まとめや発表では「ドローンを習っているからできる」というのはあまり見られませんでした。多分聞いているだけじゃあまりドローンレベルの差はわからないじゃないかな。
話す:おすすめのドローンは?
発表まで終わるとそこから小休憩を挟んでテーマを持って全員で話していきます。今回の「ドローンマニュアル」という特性上、質問も知識に関する直接的なものが多かったため、ここはお互いに話し合って疑問を深めるというより一問一答のコーナーになりました。
講師はもちろん、則武さん!

映像やデザイン、広告の業界で20年、ドラッグレースオフィシャル計時長を20年、現カフェオーナー、現よろず支援拠点コーディネーター、元地域おこし協力隊。
第一回ジャパンドローン ビジネスプランコンテストファイナリスト。
現在BBQレストランを開店させるために奮闘中!
●取得ライセンス
JUIDA正会員/無人航空機操縦者/安全運航管理者
DJI スペシャリスト
アマチュア無線技士
●ドローン関連ステータス
豊前市役所ドローン運用担当
京築広域圏消防本部ドローンコーチ
京築地区周防灘地区を中心にスクール、セミナー、練習会開催。
一問一答で的確に答えていただきました。もし則武さんがいない場合は私が講師になってたんでしょうが、あそこまでは答えれられません。なので、多分、一緒に考えたり、持ち帰って宿題になっていたのかも。

質問で多かったのは、飛ばすのにどんな許可がいるか?という点。機体の大きさや飛ばす場所によって左右されるというところが一つの壁になっていて、ドローン希望者の参入を阻んでいるんだと感じました。やっぱみんな不安よね。最初。
あとは、どれがおすすめの機体ですか?というもの。
今回則武さんがphantom、私がMavic、今吉さんがspark、telloを持ってきたのである意味DJI製品全部のクラスごとで比較ができる状態でした。外から見るとドローンの展示会というよりも即売会みたいな雰囲気にもなってましたが、こうやって実際に見れ、触れて、どんな特徴があるか聞けるのはいい機会でした。



映像だけを見る会、飛行訓練の会などそれぞれで面白い会になりそうですね。
野菜の持ち帰り
私的にツボだったのが、最後に参加者に野菜のおすそ分けをしたという点です。都会のドローン勉強会だったらまぁありえないだろうな。
松田さんからは、じゃがいも、ミント、ローズマリー、ズッキーニを。村井くんからは夏みかんを。

そして松本さんからはプリンを。則武さんからは「豊前いちじくスパークリング」を差し入れでいただきました。イベントで頭を使ったので甘いものは美味しかったですね。

まとめ
駆け足で振り返りをしましたが、13時から始まって17時くらいまで。けっこう頭を使っているんですが、それほどの疲労感はなく時間も長いと感じさせられることはありませんでした(私だけ?)
学びも多く、明日からのドローン飛行にも活かしていきます!
最後に個人的に好きな写真でこの会を終えます。次は、飛行訓練で集まるのかな?



今回は、「ABDを使った実践的ドローン学習講座【イベントレポート】」の紹介でした!ありがとうございます!