不動産開業の協会加入金を振り込んできました!私にとっては一括での支払いが人生最高となる日になりましたが、感動などはあるはずもなく(払う方だからね)、なんの感慨もなく淡々と銀行で払込みしました。
開業までの準備だったらドキドキが止まらなかった入会審査の方が印象深い。
これからの開業にワクワクせざるを得ない古橋さんのとこ訪問などの方が記憶に残っています。
ただし、お金のことは記事需要もあるのでちょっとまとめてみます。
・1,660,640円の内訳
・地域おこし協力隊起業補助金100万の注意
・地域おこし協力隊が不動産屋を開業するメリットはあるのか
・損害保険総代理店制度
まとめていきます。
目次
入会に必要な費用は1,660,640円だけじゃない?
私も開業しようと思った時にネット検索で開業までにいくらかかるかの見積もりをとっていったんですが、200万〜500万くらいかかるよ、と書いているんですね。

おい!えらく幅が広いな!どういうこと?
200万から500万に金額が開く理由はいくつかあって、
・開業する県によっての違い
・ハトマークかうさぎマークかによっての違い
・事務所をどうすかによっての違い
・設備をどうするかによっての違い
・1年間仕事ないから貯金しておけ
・個人でやるか法人でやるか
特に金額が変わってくるところが、事務所経費ですよね。これを購入したり家賃が高いところで借りたりすると金額が跳ね上がります。最初の1年目は仕事少ないからお金貯めておけ、というのも親切心からでしょう。
結果、見積もり金額は200万から500万と幅が出てきます。
私自身の目標としては、200万を目標に起業準備してきました。
・ハトマークにした理由
・事務所開設の費用をセーブしています
・1年間仕事がなくても困らないように
・経費をちょくちょくまとめています
まだまだ始まってみないとわからないですが、宅建試験にも2度落ちたからこそ、開業に向けての心構えができたでしょうし、不動産屋をやるかわからなかったからこそ、複業にも力を入れその中でドローンを見つけられたのも何かの導きがあったからでしょう(なむなむ)
自分語りがひどくなってきたのでこのへんで。
話を戻すと、今回支払った金額1,660,640円は努力で変えることのできない部分です。入会のご案内に寸分違わず掲載されてますので転写します。



地域おこし協力隊起業補助金100万の注意
私の場合は地域おこし協力隊卒業なので、この起業補助金を活用させてもらっています。200万のうちの100万は大きいですよ。(というか、これないと不可能だったろうな)
協力隊のお給料は控えめに言っても多くはないので貯金があまりできません。私の場合は妻がいて、娘も生まれたのでなおさらでした。3年目は妻も臨時で働きに出て収入が2口になったので、少し貯金もできましたがそれもスズメの涙ほどです。
収入が2口になった時のことは忘れません。すわ、バブル到来か!?というくらいの気持ち良さがあります。金額は多くないですよ。収入1口に慣れてたらなんでも嬉しいということです。

ただ、バブルは幻なので、あとは倹約や複業を頑張ってきました。
行政との連携が必要
いくつかの注意点があるんですが、一番は「行政との連携が必要」だと感じています。協力隊の起業補助金が何度も申請されている地域だったら、そのルールにのっとってやればいいだけですが、自治体として初めての申請の場合(香春町では手島、村井、濱田が初)、一からルールを作らないといけません。
ネットで調べてみても、「起業補助金の使い方で失敗」した例もありますし、自分とこがそうならないよう行政側も注意してルール作りをします。注意するということは、時間もかかるし、適用範囲も狭くなる可能性があることを示しています。
長野県の協力隊ちださんがまとめたブログ記事、「地域おこし協力隊で起業すると100万円もらえる!」のウソとホントで書かれていることはほんとなんで、将来使いたいと考えている現役協力隊員は参考にしてみてください。
「開業プランを情報発信し支持を集めておき、本気度が担当者に伝わると早め早めの制度設計につながる」情報発信は自身の独立後のPRにもなるし、起業資金をスムーズに申請できるコツです。
地域おこし協力隊が不動産屋を開業するメリットはあるのか
今回はこれが言いたいがために書いたんですが、初期費用がかかるというのは物事をはじめるときに躊躇するポイントですよね。
実際いくら工夫したところで200万円からは下がりません。協力隊にとっても高額ですし、200万払ったからとって回収や儲けることができるのか?という疑問はやってみないとわかりません。
また、協力隊は「6次産業の会社を作る」、「NPO作る」、「飲食店や宿泊を作る」とかの王道起業ルートからは外れているので自分の中でもイメージしづらかったです。
「廃校を活用したドローン操縦学校を香春町に作って新しい産業を生み出す」なんてのは、一瞬考えて実力が伴ってなさすぎてやめました。
200万近く払い込んだ以上、やっていくしかないという状態ですが、開業するにつれて見えてきたいい兆候を発表しておきます。
・地域おこし協力隊で培った人間関係が役に立ちそう
・協力隊で学んだドローンスキルと不動産の相性は良さそう
・不動産業界を勉強して基本を身につければIT使える人が勝てる
・田舎の不動産ビジネスでの稼ぎ方
・あまり時間に規定されない不動産業はそもそも自分に合ってる
・高い金額を払うということはそのシステム含めて高い金額に見合っている内容
まとめると「不動産業界全般についてしっかり学び、活動場所での不動産ビジネスの勝ち筋をやりながら、自分なりの視点や切り口で不動産×◯◯という組み合わせで新ビジネスモデルを確立すれば大きくなれる」ということですね。まぁ、大きくなりたい願望は少なく、自由になりたい願望のほうがありますが。
この発言も1年後、3年後どうかわっているのか?
高校に入学して意識高い系発言を連発している痛いヤツにならないよう注意します!
まとめ
協力隊から不動産業という流れはまだないので、その先駆者になるべく精進します!イバラの入り口抜けたらそこには農道が広がっていた。に近いんじゃないかなと思ってます。
それでは。今回は地域おこし協力隊が不動産屋を開業するのにかかる500万の内訳【100万の起業補助金の注意点】を紹介しました!
追伸:宅建協会の損害保険総代理店制度は販売人が2人以上いないとダメなので、加入できませんでした。く、くやしい。不動産屋の先輩方、そのあたりはどうなんでしょうか?いい方法ありませぬか?